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洋販と風雲児の今

青山ブックセンターの経営支援で知られる、洋販という洋書輸入販売企業が昨朝、東京地裁に自己破産申請したそうな。
青山ブックセンターはブックオフの傘下に入る可能性が高いとのこと。

ちらと噂では聞いていたけれど、さっきニュースで知ってびっくり。

去年まで洋販を率いていた賀川さんというひとは出版業界の風雲児のような人。

海外マーケットでも有名な数少ない国際派の1人でもある。


数年前になにかいっしょに事業提携できないかとお会いした時、
俯瞰的な視野の広さとバイタリティ、長嶋茂雄を思わせる軽快な語り口がとても刺激的だった。

和書に比べて利幅の厚い洋書をキーにして出版~流通~販売を網羅した出版プラットフォームを作りたいという構想を語っていたのも印象的。
青山ブックセンターの経営支援に乗り出したのもその一環。

その手段として、青山ブックセンターでのリアル販売だけでなくネット販促や電子書籍にもかなり興味をもっていた様子だった。

結果的には、青山ブックセンター(とリアル書店のビジネスモデル)の存在が構想の実現のネックになってしまったのかなと。

賀川さんが試みた特定ジャンルに特化して縦に串刺しする垂直モデルが挫折した今、ブックオフのような横に串刺しする水平モデルがどこまで有効なのか興味深いところ。

飄々とした賀川さんが次になにを考えているのかも興味深い。

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