メディアのしくみ
いろんなブログに書評が書かれていて以前から気になっていた、マスメディア&ネットメディアマーケティングの未来像をその本質的な仕組み分析をもとに占った本『グーグルに勝つ広告モデル』を読む。
グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349) 著者:岡本一郎 | |
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タイトルが本書の本質的なテーマにマッチしていないような気がするけれど、書かれていることはロジックが極めて明解。 なるほど評判になるわけだと。
本の内容はR30マーケティング社会時評ブログに詳しい。
本書オリジナルの目新しい発見はそんなにないかも。
ただし、以下の説明は事例やデータを交えた形で特にわかりやすかった。
・マスメディアビジネスの本質は「注目=アテンションの卸売業」
・メディア/コンテンツビジネスは過去の遺産(ストック)と競合する
倒れかけたレガシーシステム=マスメディアとgoogleに代表される新興かつ信頼性に欠けがちなネットメディアとの戦いという古い図式から、この本を読んで脱却するマスコミ人も結構いるんじゃないかなと。
電子書籍という市場の中で両者の中間のような仕事をしつつ思うのは、既存4媒体の良さもあるしネットメディアの良さもあるなぁということ。
もちろん、それぞれのデメリットも。
勝つも負けるもなくて、googleはすでに社会インフラのようなもの。
肯定も否定もなくて、新しい枠組み(プラットフォーム)とコンテンツの両方をただ進化させていくのみなのかなと。
しかし、読んで頭ではわかったものの、実際にやるのはむつかしい。
勝つも負けるもなくて、googleはすでに社会インフラのようなもの。
肯定も否定もなくて、新しい枠組み(プラットフォーム)とコンテンツの両方をただ進化させていくのみなのかなと。
しかし、読んで頭ではわかったものの、実際にやるのはむつかしい。
右脳寄りのコンテンツ脳と左脳寄りのプラットフォーム開発脳は違うものだからね。
少ない脳みそを片方ずつフル回転させると、膨大な情報が脳みそからあふれてしまうよと。
そして、本書で引用されていたマキャヴェリの言葉も印象深い。
「新しい秩序を打ち立てるということくらい難しい営みはないということをしっかりと頭に入れておかなければならない。なぜならその責任を負う人物は、現体制でおいしい思いをしている人をすべて敵に回す一方で、新体制で甘い汁を吸うことになる人からは手ぬるい支援しか得られないからである。」
マキャヴェリ『君主論』
「新しい秩序を打ち立てるということくらい難しい営みはないということをしっかりと頭に入れておかなければならない。なぜならその責任を負う人物は、現体制でおいしい思いをしている人をすべて敵に回す一方で、新体制で甘い汁を吸うことになる人からは手ぬるい支援しか得られないからである。」
マキャヴェリ『君主論』
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