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オンラインデジタル図書館「Europeana」 スタート。。

googleによる全世界の書物総電子書籍化計画に対抗すべく、欧州委員会が開発したオンラインデジタル図書館「Europeana」が11月20日についにスタート。


EU参加国27カ国が提供する、200万以上の書籍、地図、記録、写真、文書、絵画、映画などのデジタル版を無料閲覧でき、EU圏内のすべての言語に対応しているという鳴り物入りのビッグプロジェクト。

と思いきや、公開直後にアクセスが殺到しすぎていきなりクラッシュしたそうな。


いまだに再開されず、12月中旬まで見ることができないらしい。。

オープン直後にいきなり1ヶ月休業なんていったいどんな図書館なんだよ!
っちゅう世界中の突っ込みが入ってるはずw

google vs ヨーロッパ連合 によるCultureWar勃発なんて騒がれてたのにあっけなく勝負がついた感じ。

しかし、200万冊とは言わないから、のぞき見ぐらいできないものかなぁと。

まぁ、来年を気長に待ちましょう。

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豪華おバカ映画 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

好きなコメディアン、ベン・スティラー主演・監督の『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を観る。
戦争映画の制作予算が超過しすぎてお蔵入りの危機を乗り越えるために
現実の戦争に送り込まれる映画俳優たちを描くブラックコメディ。
悲惨な撮影現場で伝説となった『地獄の黙示録』のバロディ的展開が笑える。

おバカ映画なのに、出演陣がかなり豪華。
役作りのために黒人になる手術まで受ける過剰な演技派俳優を演じる
ロバート・ダウニー・Jrの黒人演技が面白かった。

しかし、全米で大ヒットしたこの映画最大の話題は悪徳プロデューサーを演じた
トム・クルーズが魅せたハゲメタボ・ダンスだったそうな。
トムクルーズの今までの主演映画を凌駕するはじけっぷり。

痛烈なハリウッド批判を盛り込みつつ、
おバカ映画好きにはたまらないコメディに仕上げたベン・スティラーの異能ぶりも印象的。
主演もこなしつつ、豪華キャストの見せどころもわきまえてるあたり、現代のチャップリンのような存在なのかなと。

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世界対応の日本漫画カタログ The Great Catalog of Manga

本日、ついに日本の出版文化の世界への窓が開通!

今春に構築した漫画大目録システムをベースにした、多言語対応漫画カタログ

The Great Catalog of Manga』をリリースできた。

日本の名作漫画2万冊の詳細サマリーにくわえ、国境を超えて無料立ち読みもできるWEBならではのカタログです。

日本の名作漫画レビューや漫画史・漫画産業についてのコラムも連載中。

梅田望夫さんのブログエントリー(「日本語が亡びるとき」の書評)にもある通り、
今世紀が「英語の世紀」になっていく中で、
日本語で書かれている出版物の存在とその多様性を世界にPRできるといいなと。

将来的には、30周年を迎えた現代マンガ図書館のような、世界のMANGAファンにとってのネット上のMANGAライブラリーとなっていくことを期待。

まずはその土台となる日本語・英語版の翻訳精度をあげることで、今後の他言語版もどんどん良くなっていくはず。

中国語版 ・フランス語版 ・ドイツ語版 ・ポルトガル語版 ・韓国語版 ・イタリア語版サービスの充実によって、世界中の読者に日本の漫画文化が届けばよいなと。

しかし、スタート地点ともいえるここまで来るのには長くかかった。

すでに00年代初頭の黎明期を過ぎた電子書籍市場。
電子コミックは、旬の話題作ではなくても読者ニーズはある。
旧作や絶版作品でも工夫次第ではまだまだ売れるということを数字で示せたせいか、
ここ数年、新規参入企業が増えたきた。
そして市場規模も拡大。

その反面、ある種の販促モデルやチャネルを作ってしまったあとは、
他社をマネをするだけの企業、予算にまかせ量的拡大を志向するだけの企業、
雑誌の補てんとしかとらえていない出版社も増えた。

市場拡大のために走り続けるうちに気づくと、
かつての出版市場とルーティンワークの繰り返しのような
つまらない市場になりつつあった。

ネットやケータイに食われてなるものか、とかたくなに思いこむ旧世代の出版人からは
「電子書籍は何も新しいことを生んでいないし、過去の遺産に依存している」
と言われたことも。

しかし、そんな話も今日で終わり。
電子書籍は、単なる著作権2次利用ビジネスではないことをこれで証明できると思う。

鎖国的国内市場の限られたパイを奪い合う時代にようやくピリオドを打てたような気が。
あとはいろんな企業のいろんな方々が後を続いてくれることを祈るばかり。

このカタログの見せかけは地味だけど、可能性は大きい。

漫画だけではない。
日本の、多様な出版文化を伝えるプラットフォームの種はもうここにあるといいたい。

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TKの功罪 音楽は誰のものか?

TKこと小室哲哉がぬあんと。。

■小室哲哉 5億円詐欺容疑で逮捕


新聞とかTVのニュース番組では、「時代の寵児」の転落と米大統領選を押しのけて一大ニュースになってる感じ。
報道されていた、30億円を超えていた印税収入とか1億7000万枚売ったとか数字ももの凄い。
ネットでも、辛口硬派で知られるIT & Economics池田信夫ブログやIT本書評で名高い404 Blog Not Foundでも取り上げられていた。

今や堕ちた偶像として扱われてしまってるTK。
上の世代の音楽ファンにはJPOP(マーケティングミュージック)の象徴ともいえる小室音楽。
しかし、個人的には邦楽を聴くきっかけになったアーティストだっただけに今回の顛末ははちょっぴし寂しい。

小学生のころ流行ってた、a~haとかデュランデュラン、カルチャークラブあたりのユーロ系ポップを聴いてた人で、中学時代にTMを聴いて邦楽LPを初めて借りたっちゅう人も多いんじゃないかなと。

ニューロマンティクス系のテクノ感・FUNK感といったUK要素を本格的に取り入れたはじめての日本のバンドが、TMネットワークだったような記憶が。
洋楽しか聴かないMTVキッズたちが邦楽を聴く習慣をつけたのは、TKの功績も大きい。

小室ファミリーとかいってプロデュース業でブレイクするまでは、日本人離れした天才肌の音の目利きだった気がするんだけれども。

中坊当時に聴いた初期のアルバム『HumanSystem』とか『Self Control』はけっこう名盤。
そして、今回の事件を暗示するタイトルでもあったような。
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事件の発端は、資金繰りをSelf Control出来なかったTKの自己管理の問題。
そして事態を大きくしたのは、金儲け目当ての取り巻き業界人や著作権ビジネスに無知な投資家たちによるHumanSystemの問題なのかなと。

音楽は、生み出したクリエイターの手を離れ、投資家や法律家のものになりつつある現状。

しかし、今回のTK事件は、複雑怪奇になりすぎてる最近の音楽著作権の仕組みを一般リスナーにも知らしめる大きなきっかけにもなりそう。
そういう意味では、TKの功罪の象徴ともいえるニュース。

ということで、日記もちょっぴりニューロマンティック風に決めてみた。

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米大統領選挙 リベラルの波

いったい何年やってるちゅうねん?という長丁場の米大統領選もついに明日が投票日。

投票権があるわけでもないのに、日本の総裁選より情報が多かったので無味に詳しくなってしまった。

演説の上手さもさることながら、「オバマ・ネット」対「マケイン・ラジオ」ちゅう声もあるぐらいネットを上手に使うオバマ陣営。
Blog vs. Media 時評に掲載されていたブログ記事数で見る限り、投票前にすでにオバマ圧勝の様子。
金融不安やら社会不安のなかで、リベラルを求める声が強まるのは、日米問わずといったところなんだろうか。

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