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偽りの民主主義  戦後映画史のタブー

メディア界の知の巨人こと浜野保樹さんの新刊、
偽りの民主主義』がいつのまにやら発売されていたらしい。
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昨年お会いした時に本の構想を伺って以来、
楽しみに待ってたんだけどいつまでたっても発売されず。

ご本人も「書いたら刺されるかも」と笑っておっしゃってたし、
タブー過ぎてお蔵入りなのかな?と思って忘れてたら、
今日、本屋で偶然発見し、即購入。
ぬあんと、511ページの大書。


敗戦後、GHQの情報統制による文化介入が、
いかにして映画界をはじめとした日本のメディアに暗い影を落としたか、
それがいかに今も続いているかを記録として残すために書かれた本書。

読み始めたばかりだけど、衝撃の事実が目白押し。
黒澤明の弟子であり、現在も日本の映像・出版文化政策に深くかかわっている浜野さんのみぞ知る実話なのだろう。

コアな映画ファン、歌舞伎など伝統芸能ファンにはたまらん1冊な匂いがぷんぷん。

デジハリの杉山校長ブログを見ると、
先月の出版記念パーティにも出版、映画、ゲーム、広告、官公庁などメディア各界のひとびとが集結していたそうな。

きっと、20年ぐらい前の氏の名著『ハイパーメディアギャラクシー』に
影響を受けてメディア関係の仕事を始めた、30~40代ぐらいの元読者なのかなと。
多くの浜野チルドレンたちが待ち続けたいぶし銀の1冊っちゅう感じ。

しかし、あらためて史実というかノンフィクションの力を感じる。
年末にリリースする戦後マンガ史教科書のように、
戦後出版史の謎と闇に触れる本を流通タブーをかいくぐれる電子書籍で
いつの日か書いてもらえたらいいなぁと夢想。

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