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美貌男編集長

WEBニュース『サイゾーウーマン』にて興味深い記事を発見。

男性向けファッション誌「メンズクラブ」の編集長の個人ブログが話題になってるそうな。
ハンサムリッチ」と名乗るその編集長氏のブログ名は
「トガブロ。~南青山で働くメンズクラブ編集長・戸賀敬城のハンサムリッチな社交&お買いもの日記~」
ダイレクトなネーミングもすがすがしい。

Togaburoror

ブログを読むと、「美貌男」と書いて「ビボオ」と読ませるそうなw

映画『ハンサムスーツ』でも本人役でスクリーンデビューを飾ったらしい。
ハンサムスーツは面白そうだ、と思いつつもまだ観てなかったので知らなかった。

そして、その自己愛とブランド愛に満ちたデザインとブログ内容が
広告不況のさなかの『雑誌業界のKY』的な目で冷やかにとらえられることもあるらしい。

この編集長さんには、以前なにかの集まりで名刺交換したことがあるけど、
当時は派手だとか軽薄とかまるで感じさせない真面目そうな印象しかなかった気がする。

男性ファッション誌の編集長が、ハンサムリッチなモテおやじ
.なんて言うのはとてもいいことだと単純に思うんだけどなぁ。

大手女性誌が冴えないおじさんたちによって作られていたり、
そのジャンルの知識も興味もない高齢の編集長が
社内事情と年功序列でなんとなく作らされているという雑誌も多い中、
編集長みずから雑誌のコンセプトや方向性を体現、発信するのは大事なことじゃないかなと。

ネットという無料情報時代で一億総編集者・総表現者時代ともいわれる昨今、
ユーザーの方が知識も経験も豊富でトレンドの最先端を走っているのは事実。

作り手がこうでもしないと、買われる雑誌作りなんていうのは難しいのかも。
この編集長さんには逆風にめげずがむばってほしい。

ネットは新旧やプロアマ問わない自由競争の世界。
職業編集者の情報編集力がこれから通用するのかどうか
もろに問われてしまう世界でもある。

1日のアクセス数が6000PVになって喜んでるらしいけど、
その100倍以上を稼ぐ情報編集力がないと、
広告や芸能人に過剰依存しない有料媒体づくりは成立しないんじゃないかなと。

しかし、なんやかやと理由をつけて縮みゆく国内リーグに引き込もる雑誌人が多い中、
持てるリソースをフル活用し、
ネットというメジャーリーグに勝負するリスクをとった勇気にはリスぺクト。

最新トレンドなんぞに疎いおやじとしても、勉強がてらたまにチェックしたいなと。

menkurara.jpg  

 

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ハゲタカ 新聞業界編  『ザ メディア 新聞社買収』

今日は、以前より会いたいなと思っていた
『ハゲタカ』や『メディアの砦』の著者・真山仁さんにじっくりお話を聞けて面白かった。

ハードなビジネスサスペンスな作風とは違い、ご本人はとてもソフトな人。
そんな真山さんだけど、新聞界出身者としてか、
ジャーナリズムの本分を忘れた一部の新聞社に対しては相当な怒りを感じている様子。

新聞が読まれなくなったのは、そこにオリジナルな情報がもはや無いからだ
とばっさり切り捨てていた。

今まで明かされなかった新聞業界の光と影については雑誌連載中の
ザ メディア 新聞社買収』でがっつり描いているとのこと。
単行本発売が非常に楽しみ。

Top_222

そしてご本人は新聞ではなくネットでもかなり情報収集しているらしく、
朝日・日経・読売の大手新聞3社連合サイト「あらたにす」の読者無視ぶりには
「だめだこりゃ」と意気投合(笑)。

お話をして感じたのは、作風同様にストイックかつロックな魂を持つ作家さんだなぁということ。
その反面、ご自身の作品が春に映画化されることには、
「とてもしあわせ」と子供のように無邪気に喜んでいたのが印象的。

本と映画で育ったひとにとって、じぶんの書いたものが
ベストセラーになり映画にもなってしまうというのはまさに夢のような出来事。

うらやましい~!


今週は真山さんを最後に、津野海太郎さんやら佐野眞一さんなど
本の世界のロックな方々とお会いできてよかった。

しかしこの1週間、本の世界の賢人のようなひとたちと立て続けに会い続けたら
ついに脳みそがパンク。

まるでフィクションのような重くきなくさい話をさらっと語る、知の番人たち。
年齢を感じさせない、いぶし銀の重い切れ味がずしり。

情報量と経験値の圧倒的な差を感じてへとへとの1週間がやっと終わった。
土日こそは脳みそに余るむつかしいことは1cmも考えたくないなと。

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WBCはなぜアメリカで盛り上がらないのか 日韓倦怠戦考

ひさびさにスポーツニュースでずっこけた。

WBC 日本、韓国に敗れA組2位

つい2日前、東京ドームで戦ってコールド勝ちしたばかりなのに、
決勝戦を同じドームで同じ韓国代表とやってるらしい。。

五輪の借りを返したようなあの大勝の意味は一体なんだったのか?
なんとも侍らしからぬ間の抜けた戦い。
ホームで2回も戦う必然性はないのになぁと。
まともなプロリーグが3ヶ国しかないアジアで、
4ヶ国集めてプロトーナメント戦をやる無意味さの上に無意味を重ねた感じ。

世界的な広告不況でTV番組製作費がコストダウンされてるとはいえ、
視聴者を完全になめくさってる。
あほな構成のTVイベントを批判すらできず、煽り立てる系列新聞にも脱力。
オバマ、ヒラリーはもちろん、メジャーリーグの野球ファンですら
その存在をほとんど知らないという世界大会WBC。
プロスポーツの本場、アメリカでWBCが盛り上がらないのは、
娯楽性と合理性重視の現地野球ファンからすると、
明らかに合理性にかけたトーナメント編成ゆえなのかも。

決戦はアメリカでやるのに、盛り上がってるのは現地から遠い日韓だけなのだろうか?

そして驚いたのは、予選・本選を通じて、日本が韓国に0勝4敗したとしても
日本が優勝できる可能性もあるということ。
う~む。一戦一戦戦う意味をどこに見出して戦ってるのだ、両国は?
選手だって短期間に同じ相手と4回もまみえたら、いい加減倦怠感を感じるだろう。

消化試合シーズンの視聴率補てん目的のセ・パプレーオフはもう止めにして、
9月に日本シリーズ、
10月に日韓優勝チーム決戦シリーズ、
11月にWBC本戦を東京ドームで開催
という合理的な日程になればいいのに。

もしくは、毎週末は日韓戦にしてしまえば、
ナショナリズムに火がついて視聴率もあがるんと違うか?

年々せこくなるプロ野球をみていると、
熱い時代を知る元野球少年としては非常にさむい気持ちになるのよね。

皮肉の一つもいいたくなる日韓倦怠戦。

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