TKの功罪 音楽は誰のものか?

TKこと小室哲哉がぬあんと。。

■小室哲哉 5億円詐欺容疑で逮捕


新聞とかTVのニュース番組では、「時代の寵児」の転落と米大統領選を押しのけて一大ニュースになってる感じ。
報道されていた、30億円を超えていた印税収入とか1億7000万枚売ったとか数字ももの凄い。
ネットでも、辛口硬派で知られるIT & Economics池田信夫ブログやIT本書評で名高い404 Blog Not Foundでも取り上げられていた。

今や堕ちた偶像として扱われてしまってるTK。
上の世代の音楽ファンにはJPOP(マーケティングミュージック)の象徴ともいえる小室音楽。
しかし、個人的には邦楽を聴くきっかけになったアーティストだっただけに今回の顛末ははちょっぴし寂しい。

小学生のころ流行ってた、a~haとかデュランデュラン、カルチャークラブあたりのユーロ系ポップを聴いてた人で、中学時代にTMを聴いて邦楽LPを初めて借りたっちゅう人も多いんじゃないかなと。

ニューロマンティクス系のテクノ感・FUNK感といったUK要素を本格的に取り入れたはじめての日本のバンドが、TMネットワークだったような記憶が。
洋楽しか聴かないMTVキッズたちが邦楽を聴く習慣をつけたのは、TKの功績も大きい。

小室ファミリーとかいってプロデュース業でブレイクするまでは、日本人離れした天才肌の音の目利きだった気がするんだけれども。

中坊当時に聴いた初期のアルバム『HumanSystem』とか『Self Control』はけっこう名盤。
そして、今回の事件を暗示するタイトルでもあったような。
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事件の発端は、資金繰りをSelf Control出来なかったTKの自己管理の問題。
そして事態を大きくしたのは、金儲け目当ての取り巻き業界人や著作権ビジネスに無知な投資家たちによるHumanSystemの問題なのかなと。

音楽は、生み出したクリエイターの手を離れ、投資家や法律家のものになりつつある現状。

しかし、今回のTK事件は、複雑怪奇になりすぎてる最近の音楽著作権の仕組みを一般リスナーにも知らしめる大きなきっかけにもなりそう。
そういう意味では、TKの功罪の象徴ともいえるニュース。

ということで、日記もちょっぴりニューロマンティック風に決めてみた。

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